翌日、学校に旅行雑誌を買って持ってきた芽依。



そしてあたしは昨日の夜のうちに全部の事情を話して、なんとかお母さんの協力を得ることができた。


「まぁ、高校生だから仕方ないわよね。お父さんには黙っとくから」って。

さすがお母さん、頼りになる!



芽依の方は、手配係の阿木さんから連絡を受けて、予約が取れたホテルとスキー場が載っている雑誌を朝からコンビニで買ってきたらしい。