屋上にとーちゃく


なんか、やっぱ来なかったら
よかった気がする

だってあいつら
めっちゃいやそーじゃん

璃亜は大地とイチャイチャしてるし
あたしいらないっしょ?

そう思っていると
プルプルプルプルプルプル
視線が集まる

優「はい」

男「いまからあえる?」

璃亜がきづいたのか
あたしから
ケー帯をうばった

優「璃亜?」

璃「もしもし?
いま学校なんで
無理です
さようなら」

ピッ

勝手に話すし
勝手に切るし

優「勝手なことしないで!
璃亜でもおこるよ?」

璃「ごめん
でも、優乃…
もうこんなのやめようよ…」

優「…」

何も言えない
やめたいけど
やめられないんだ

大「べつにいいんじゃね?
こいつすきでやってんだろ?」

んなわけないじゃん…

璃「んなわけないでしょ!
大地は優乃のこと知らないから
そーやって、言うんだ…
グズッ…」

それを見て大地が焦る

大「璃亜ごめん」

なんかすんごいことになってるけど
あたしはかわらないよ

優「璃亜、ごめん
やっぱいくゎ!
あたし、やっぱだめなんだょ
ごめんね」

璃亜にそう言って
後ろを向くと
総長の瑠偉がいた