************* 翌日 俺は身支度をする。 中野が部屋に勝手に入ってきて、 「お前って単純だよな、高宮さんが居なくなってこの1年間、 腐った豆腐みたいだったのに」 と笑う。 「うるさい‥それに、まだ会えるとも限らないし‥」 「おいおいー期待してるくせに、そんな事言っちゃって~」 中野が肘で突いてくる。 中野を無視し、部屋を出た。