子供みたいな鳴き声が部屋に響いた



私、泣き虫だね…笑われちゃうね


私、辛かったんだね




玲央は何をするわけでもなく、だまって私の肩を時々叩いてくれた



「…使う?」


しばらくして落ち着いた頃、ティッシュボックスを差し出された


「あ…りがと」