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食道を出て長い廊下を歩いていると…老人と施設の関係者っぽい人が中心人物だろうと思われる若者に腰低めな態度で話ながら、向かい側から歩いてきた。


段々と近づく私と若者率いる団体。


近づくにつれ、その若者の顔立ちがハッキリとわかり…私の嫌いな人だと頭が察知した。


その若者はこの国の皇子。

世間的には容姿も美しく、頭脳も武術も全てが完璧と知らされて…とても評判がよい。


しかし…私は嫌い…と言うか苦手だ。


この前、たまたま皇子が此処の施設の偉人と話しているのを耳にしてしまった。


その内容はこの施設に関連する事で大規模な実験をするという事。しかも極秘で行われるらしい。


それを聞いてから、私は皇子は関わってはいけない人間だなと思う様になった。


実際、能力者は結構な権力を持っているため、私ぐらいの力になると、国のお偉い人と関わる事が多くなる。


そのため…私は顔を伏せて、向かい側の団体とすれ違おうと思い。


行動に移そうとしたら…