春花が、夏柑のことや綾瀬財閥の事件のせいで寄って来たメディア達のことで忙しくしている中、和樹は海と渉を呼び出した。



「なぁ、どう思う?」



和樹が、海と渉に問い掛ける。



「どう思う、って言われても…私は春花じゃないから…わからないよ。」


「そうですよ。でも、本当にどうなるんでしょうか…」



二人は不安げに答える。



「こらしめ屋、まだ続けてくれるのかな…?」


「けどよ、もう金を稼ぐ理由はないんだぜ?」


「ですよね。目的は果たせたんですから。」


「でもでも、せっかくこらしめ屋メンバーになれたのに…、解散なんてしたくないよ。」


「僕もです。せっかく仲間になれたのに。」


「ま、最終的には春花の判断だけどな…」



そこで渉は、二人に提案をした。



「綾瀬財閥の件がおさまったら、こらしめ屋の事務所に行ってみませんか?」


「そうだね。そうしよう!」




これからの未来を確かめに行こう。


ハッピーエンドのその先を…