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あの後、長田さんは、
『捜査協力、ありがとうございました。以後は私共で捜査を進めますので。』
と言って、帰って行った。


もう…
長田さんとは、
会うことすらないのかもしれない…
これから私は、
どうすればいいの…?


と、どうにも出来なくなった重い気持ちを抱えながら、自室に戻って行った。

部屋に戻ると大輔が椅子に座りながら、私を心配そうに見上げた。


「話しは済んだのか?…大丈夫か?」


「……うん。」


大輔は椅子から立ち上がり、私の目の前に来て力一杯抱き締めてくれた。

私の頬には、一筋の涙がつたった…