彼の言葉ではっと我に帰る。 私何してた!? キスしてた!? 「っ!!」 途端に顔が赤くなる。 でもなぜかいやじゃなかったなぁ。 もっとしたかったなぁ。 「そんな顔するなって。」 「えっ!?」 「またしてやるからよ。」 彼が怪しく笑った。 「もうしなくていいからぁ。」 私は出ていく隼人の背中に向かって叫んだ。