その日私は早く仕事を済ませて会社を出ようとした。 すると、 「絵璃花~。」 「どうしたの麻里。」 橋本麻里。 こっちに来てできた友達。 かわいくてまるで妹のような存在。 「合コン人数が一人足りないの。代わりに絵璃花頼む!」 「いや。」 それだけはいやだ。 「お願いっ。」 うぅ、そんな目でみないでよ。