この日私はいつも通り会社に向かっていた。 すると、 「落としましたよ?」 後ろから声をかけられた。 「あ、ありがとうございます。」 そういって顔を上げた瞬間、 「「っ…!」」 二人とも同時に息をのんだ。 だって拾ってれた人は、 「隼人…。」 だったから。