エリトリンはカバスのことを何度恨んだことか。


殺したいと思ったこともあるのです。


恋もできない。友達もできない。



とても苦しかったのです。


「マイティンまさかあなたは魔女の仲間なの?」


エリトリンは泣きそうになりました。


「仲間というか親だな。」


「うそ…」


エリトリンはビックリして涙などでません。


マイティンの親が魔女だなんて聞いたら誰だって驚くでしょう。


「マイティン…私はやっと恋ができると思ったのよ?なんでまた恋をできくするの?」


「僕は君の呪いを解いてもらおうとしただけだよ。」


「どっちにしろ解いてくれないじゃない。」