「不釣り合い?僕は毎日この子を見れることが嬉しかった。好きだから。なんで街の人に僕の恋まで決められなきゃいけないんだ!」



「マ、マイティン君!わ、私が悪いの。
こんな汚いのにマイティン君に会おうとしたから。呪われてるのに」



「違う!ちょっと来て!」


マイティンがかぶせるように言いました。


そしてエリトリンが連れてこられたのは
古い屋敷でした。



「ここは僕の家。」




「え…」


エリトリンはビックリしました。
まるで魔女の館みたいな空気が漂っていたのです。




「おーい。カバス。エリトリンの呪いをといてくれ。」



「はーい?誰があの子の呪いをとくものか。」



そう言って奥から出て来たのは魔女のカバスでした。街では有名でエリトリンの呪いをカバスがかけたと噂が流れているのです。