「カバス。僕に呪いをかけろ。」


「はぁ?マイティンなに言ってんだよ。」


マイティンはカバスから離れてエリトリンの元へ行くつもりなのです。


「僕はエリトリンと暮らす。
お前なんかに邪魔されたくない。
だからエリトリンと同じ呪いを僕にかけろ。」


「それで私の怒りがおさまると思ってるのか?」


カバスの怒りはさらに大きくなってていきました。


「僕はエリトリンと離れたくない。あの過去も…まだ話してないから。」


「わかったよ。あんたに呪いをかけてやる。はははは!一生二人で苦しめばいい!」


そしてカバスはマイティンに呪いをかけたのです。


「うわぁぁぁぁぁあ!ぐぁぁぁぁあ!
うっ…」


「ふあはははは!バカだなお前も。自分からわざわざ辛い道にいくとは。」


「うる…さい…エリトリンが小さい時に感じた痛みだ…今の…僕が耐えられ…なくてどうする…」