エリトリンは町でもおかしな娘で有名でした。


中には呪いにかかった悪の娘など呼ぶ人もいました。


皆、
「りんごの娘に近づきたくない」
そう言うのです。


でも、ただ1人エリトリンに話かけてくれる子がいたのです。


「僕の名前はマイティン!
よろしくね!」


その子はマイティンといい、
エリトリンと同じようにおかしな子と
言われている子でした。


マイティンはみかんの息子と言われていて、エリトリンとなんらかわりはないのです。