【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜



「えー。綾瀬ちゃん、俺にはないのー?」

口を尖らせてぶーぶー言ってくる中津くん。


「はいはい。中津くんも、楽しもうね」

適当に流す感じで言ったのに



「はーい!楽しもうね〜♪」


楽しそうに、あたしの髪をワシャワシャと掻き乱しながら撫でてくる。



「あ、やめてよー。もう」

あたしが中津くんの腕をよけようとしたとき


「あんま触んなよ」


中津くんの腕を、瞬が掴んでいた。



「え。あーごめん」


よくわからない様な顔をして
あたしの頭から手を離す中津くん。



五十嵐くんはニヤニヤしながらこちらを見ていた。