「あっ。えと、ごめんね!重いよね!」 そう言って、 瞬からのけようとしたとき、 グイっ!! 「へっ…!?」 腕を掴まれ引っ張られていて 冷たいフローリングの上、 瞬とあたしは寝転がってる。 「しゅ…ん?!」 掴まれた腕はそのまま引き寄せられ 瞬はあたしをギュッと抱きしめた。 「めいが大胆だから思わず引っ張っちまった」 イタズラっぽい笑みを浮かべ 楽しそうにあたしの頭をなでる。