「ってぇー」 尻もちをついている瞬。 その上に乗っかってるあたし。 「…うぁっ!ごめん、瞬…!」 起き上がって、瞬の上に馬乗りしてることに気づく。 「………」 ジーッとあたしを見てくる瞬。 「ごめん。えと…痛かった?」 見つめられすぎて、目を逸らしてしまう。 「ははっ!めいの突進やばいな!!焦るっつーの!」 声をあげて笑ってくれた瞬を見て すごくホッとした。