【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜




食卓に沈黙がながれる。



「ごちそーさん」



沈黙をやぶったのは瞬の方だった。


残された自分のオムライスを瞬は片付けてしまった。



あたしのために作ってくれた料理は

いつの間にか冷めてた。




それでも

瞬の料理、すごくおいしいのに。



残しちゃうなんてもったいないくらい
おいしいのに。



「俺、風呂入ってくるわ」



キッチンでお皿を片付けた瞬は

そう一言つげて部屋を出て行こうとする。



いつの間にか1人分のご飯しかないこのテーブル。


あたしは持っていたスプーンを置いて

席を立った。