「あーあ。俺もあの2人みたいに幸せになりてぇな」
鼻で笑いながら頭で手を組んで歩いてる中津。
そんな彼の後ろ姿を見つめる。
「ねぇ中津」
名前を呼ぶと、ゆっくりと振り返る。
「ん?」
いつもお調子者の中津。
でも、ほんとは意地っ張りな中津。
そんな中津に向かって、言ってみた。
「望美が傍にいてあげる」
「……えっ!?えぇ!!?」
驚いた顔をして、目を見開いている。
そんな姿に思わず笑いが吹き出した。
そして、彼の後ろでなく、隣まで行ってあげた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…