暗くなった帰り道を中津と2人で帰る。
「めっちゃ楽しかったな!」
中津は私を見ながら、さっきの話をする。
「そうだね」
「それにしても、瞬とめい、仲良さそうで良かった」
少し寂しそうな顔をした気がした。
「…まだめいのこと好きなの?」
だからかな。
気になってたことを口にしてしまった。
「えっ?」
望美の質問に、ちょっとびっくりしてるみたい。
「でも、めいと神谷くんの恋、応援してくれたよね…。なんで?」
「まだ好きって…バレバレかぁ」
ははっと苦笑いを浮かべながら、夜空を見上げた中津。
メニュー