【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜




「ん?どうしたの?」



あたしの手を握ってる逆の手で


小さな紙袋を取り中をさぐってる。




「あっ。その紙袋。昨日の…」



瞬が帰ってきたときに持ってたやつだ。





「まぁ気にいるかどうかは別として、受け取ってよ」



紙袋から出てきたのは

指輪ケース。




「えっ…?」




瞬はそのケースをゆっくりと開けた。



キラキラと小さな、シンプルでキレイなリング。





「俺とおそろい」



笑いながら、瞬は自分の左手の薬指を見せてきた。