【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜





「最初は、日本で仕事をしてたの…。でもある日思ったの。私は、私の作った家をいろんなところへ残したい。

そして、私が生きた証を残したいって」





この嬉しそうな微笑みは、


先生になると言っていた瞬に似ていた。





「…建築家…か…」




「こんな私の話でも、少しは役に立てれたら嬉しいな…」



そう言って焼きあがったハンバーグを皿に盛り付けるお母さん。






「ただいまー」



そんなとき、玄関からタイミングよく瞬の声が聞こえた。




「あっ!帰ってきました!」




「食べてくれるかな…」




「大丈夫です!あたしに任せて下さい!!」



「ふふっ。頼もしいわ」




お皿を食卓に運んだ。




瞬がそこに顔をだす。