【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜




「先生…かぁ。それは見てみたいな」


ふふっと嬉しそうに笑ってる姿は

見惚れるほどきれい。




「あの…。海外に連れて行って仕事を継がせたいっていうのは…」




「あぁ…あれは嘘なの…。私、瞬に親らしいこと1度もしたことがなくて…。だから、今更なんだけど私のとこに来てくれたら…。それができるから…」




「そんな…。それ、瞬に言わないと!!誤解しちゃったままですよ!」




「どうせ信じてもらえないわ?だってずっと放っていたのは本当のことだもの」




「なんで…。瞬を置いて行ったんですか…?」




「…幼い瞬を、簡単に海外になんて連れて行けないわ…。
ちょうど幼稚園くらいの頃で、友達もできてきたときに…。あの子に悲しい想いをさせたくなかった」







…瞬…違うじゃん。


瞬はほったらかしにされてたんじゃない。




大切に想われていたんだよ…。