「よし。んじゃあなんか不便に感じたらお互い言い合おうぜ。かたっ苦しいのなしな」
「うん。わかった」
「お前も気遣うとかいらねーから。家くらいは気楽にしてよーぜ」
「ありがとね」
「お前さ、よく礼言うな。こんなことで言わなくていいから」
「ううん。こんなことって。だいぶ迷惑だよ。それに、この間のノートもありがとう。お礼言い損ねちゃったから」
「律儀なんだなー」
「感謝してるんだよ。ほんとに」
あたしはひとつのソファーに座る。
新しくふわふわしてる。
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