「お前、最近ずっと俺のことジーっと見てると思ったら、一緒にいるときはボーッとしやがって…。何考えてる?」
…あたし。
無意識のうちにそんなことしてた!?
いや、確かに瞬を目でおってたし
考え事しててボーッとしてること多かったかも…。
「いや、なんでもないよ…うっ!!」
するとプロレスかのように腕を巻きつけてきた瞬。
「全て吐け。こら」
「ぎっ…ギブギブ〜!!全て話しますからぁ!!」
そう言うと、あたしは解放された。
「はぁー…」
「俺が何も知ってないとでも思ったか?お前分かりやすすぎなんだよ」
「えっ…!!そんな…」
「まぁ…分かりやすくなきゃ、困るけど。なんも言ってくんないのは嫌だ。1人で抱え込むなよ」
瞬…。
あぁ…ばかだ。
大切な人に心配させて、何してんのあたし。
「家に着いたら、話すね?」
「あぁ」
瞬は笑ってくれた。
そんな瞬に、ちゃんと言わなくちゃ。
私の気持ちも全部。


