『同じ家賃の空き家なので!いつでもこちらに起こし下さったら手続きします!』
「あっ…。はい…」
『しかし、他のお客様もおられるので早めに移動なされないと、空き家がなくなりますのでご注意ください』
あぁ…。
何、結婚とか浮かれてるのあたし。
「…はい…」
『では、わたくしはこれで!!』
ガチャ!と電話は切られた。
プー…プー…と切れてる電話をいつまでも見つめていると…
瞬はいつの間にか私のもとへ来ていた。
「なんの電話?」
急に後ろから声をかけられハッ!とする。
「あっ…!えっ…と…。間違い電話みたい…」
「…ほんとに朝っぱらから暇人な人じゃん」
やば…。
咄嗟に嘘ついちゃったぁ!!


