「もーう!瞬ってば!!起ーきーなーさ…っ!!?」



瞬の体をゆすってると


私の腕は掴まれ、そのままグイッと引っ張られた。





「めいをベッドに連れ戻すの成功〜」




「あっ!こら!寝ないの!!」




「二度寝が嫌いな人なんていません。だからこのまま…」



瞬はまたうとうとと目を閉じる。




「ちょっ!瞬、動けないっ」




「ちょっと間俺の抱き枕になってて…」




「!!!?」



私の胸当たりに顔をうずめてきて


そのままギュッと抱きしめられた。