「あれ?お姉ちゃんは?」


タイミング悪く、めいは風呂からあがってくるし。



「今さっき帰ったよ?」



「えぇっ!妹のあたしに何も言わないで!?ひどー!」




めいの頭の中は、今はお姉さんでいっぱいか。



「お姉さんは、邪魔者だからって言って、帰っていったけど…?」



俺はめいのそばに行き、抱きしめる。



「えっ!?」


驚いた顔をして…。

お前は俺の女なんだから、俺のことだけ考えとけ…。



「お姉さんもいなくなったし…。2人きり。何する?」




「なっ!何もしないよっ!!」



顔を真っ赤にして…。


やっと俺のことも考えてくれたかな。




「じゃー、とりあえず一緒に寝ますか?」



「もう!!変態っ!あたしまだ髪乾かしてない!」



「じゃ、俺が乾かしてやるよ」





これからもずっと…


めいは俺の大切な人。