「大丈夫?君、顔色悪いよ?」 「ジェットコースターに乗って気持ち悪くなっただけなんで…」 「それは大変だ!じゃあ、寝転べるとこに連れてってあげよーか?」 「いっ…いいです!」 おいおい。 何絡まれてんだよ。 「いいからいいから!遠慮しないで♪」 その男はめいの腕を掴んだ。 「いやっ!!」 めいが痛そうに顔を歪める。 ムカつく。 気安くめいに触るんじゃねーよ。 そんな怒りと共に、俺はめいのもとへと向かった。