「よし!行くぞ!!逃げるのはなしだぞ!!いつでも戦うんだ!!」
「俺は逃げません!!」
そうやって走って行ってしまう2人。
ちょっ…。
あたしの存在は!?
「待って!!2人ともー!!!」
あたしは必死に急いで追いかけました。
「あっはは♪おもしろかったぁ!!」
お姉ちゃんの笑い声すら頭痛になってしまう。
あたし、絶叫系乗れないこともないけど…。
ちょっと弱いみたい。
「お姉さん、さすがですね。1番前を陣取るなんて」
「あれはねー!!なかなかのコツがいるよ!!向かって行くのはスーパーのタイムサービスで慣れてるからね!」
「なるほど…!」
なんでやたら2人のオーラはキラキラしてるんだろう…。
あたしなんて
最初からこんなげっそりしてるのに。


