まぁ、事情は分かったとして。
「じゃあ、中に入る?」
「「おじゃましまーっす!!」」
みんなはバタバタと猛スピードで中の方に入って行ってしまった。
本当はどんな家か興味あるだけじゃない!?
「おい、戻るぞ?」
瞬にそう言われ、ハッとする。
「あっ。うん!」
「ったく。今日は邪魔がいるからあんまいちゃつけねーな」
ポツリと瞬が何か言った気がした。
「えっ?なんて?」
「なんでもねーよ」
頭をクシャっと撫でられる。
「??…でも、みんな来てくれて嬉しいね!!」
「人の気も知らずに…」
はぁ…っとため息をはく瞬だけれど
どこか微笑んでいるから
あたしは嬉しくなった。


