「恥ずかしがるな。見せつけてやれよ」 そう言って、強引にあたしの手を取る。 「あっ!!」 そのまま瞬は玄関のドアの鍵を閉めて、 あたしを連れて行く。 触れられてる手は、すごい熱くて。 あたしは何も言わずに、ただ引っ張られるだけだった。 瞬はあたしの歩幅に合わせてくれて。 そんな優しさに、あたしは思わず微笑む。 「何笑ってんの?」 「ううん、なんでも」 「変なやつ?」 瞬もそう言いながら笑って、 あたし達は学校へ向かった。