「ふぁ〜!!よく寝たぁ!!」


目を覚ますと、大きく伸びをする。


そう言ってあたしはベッドからおりようと思った。


「ぎゃっ!!!」


すると横では瞬が寝ていた。



「…あっ!そっか…。昨日、ずっと看病してくれてたもんね…。ありがとう」


聞こえないように、小さな声で言った。


「んっ。どういたしまして」


ぎゃあ!!!


「おっ、起きてたの!?」


「まぁね」


ニヤっと笑って、瞬も起き上がる。