【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜




「すいませーん!!」


大きな声が玄関の方から聞こえる。



「来たんじゃね?不動産屋」



「待ってました!!」



助けてください!!






「申し訳ありません。こちらの何かの手違いで…」


やっぱり、そうなのか。


「今は神谷様の土地となっているので、わたくしどもは何もできません」


「この近くに同じ家賃でアパートとかないんですか?!」



「この周辺のアパートは空き室はございません…。申し訳ありませんが、もう少し高い家賃などのところになりますね」



見せてもらった他の家の家賃は

1人暮らし用でもないため、バカ高い。



こんなの親に払ってもらえないよ。


「そんなぁ〜」


どうしようもないもどかしさで
涙がでそうになる。