「食欲あって良かった。ゼリーとか食いたい?買ってくるけど」
「いらない…。おかゆだけでいい」
瞬のおかゆで十分。
だから、どこにも行かないで。
そう思っただけのはずなのに、だいぶ熱に翻弄されていたのか、
それは行動に出てしまって…
瞬の服の裾を掴んでいた。
「めい?」
不思議そうに顔を覗き込んでくる瞬。
「………」
目と目だけがあう。
瞬の顔がゆっくりと近づいてきた。
ドキドキして…熱くて…。
ん…?…熱す…ぎる…。
「うっ…」
あたしはバタッとベッドに寝込んだ。
「…えっ。おい!!めい!?」
瞬のそんな声は遠くに聞こえた。


