「てか、お前布団だから…看病しにくい。ちょっとごめん」
「えっ?わぁっ!!」
瞬は私を軽々とお姫様抱っこをする。
「なっ!なになに!?なにぃ!?」
「暴れんなって。しんどくなるだろ?」
だって!急にお姫様抱っこなんてするから!!
「今日は俺のベッドで寝とけ。その方が看病しやすい」
すると、すぐ隣にある瞬のベッドにあたしをおろす。
そういうことか。と、あたしは納得。
「あ、瞬のベッドふかふかだね」
いつも瞬が寝てるとこ。
心地良くて、瞬の匂いがする。
「ん?気に入った?」
あたしの頭をポンポンしてくれて
優しい笑みであたしを見ている。


