【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜




「まっ。焦らなくても、これから時間はたっぷりあるし。いつでもお前になんでもできるし…」


そう言って、瞬はあたしから離れて立ち上がる。




「だから、今はまだいいわ」



ニッと笑う、無邪気な笑顔。




「瞬…」




「ほら、買い物行こうぜ?またお前のハンバーグ食べたい」



ソファに倒れてるあたしに手を差し伸べる。


その手を取って、あたしは起き上がった。


「じゃあ、瞬のためにとびきり美味しいハンバーグ作ってあげる!」



私が得意気にそう言うと



「こがすなよ?」


と、けなしてくるけれど嫌味には聞こえなくて。



2人で手をつないで、近くのスーパーまで買い物に行った。