【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜




電話をピッと切ると


「今からくるって」


と、ひとこと残して神谷 瞬は自分の荷物をおろした。



「ありがとう…。あたし、知り合いじゃなかったらテンパってたと思う」


「それは誰でもじゃない?」



ほんとに今だけは、

この人で良かった。


いや、良くないけど!



「どうなるんだろ…?あたしが出ていかないとだめなの?」


不安になりながらポツリとつぶやく。



親に無理を言って、

わがまま言って1人暮らしをすることになったのに。


早速迷惑かけちゃったら


もしかしたら転校しなくちゃいけなくなるかもしれない。


嫌だ.…。


「土地は俺のもんだからな。お前が出て行く側だろーな…」


「そんな…」


そんなのって…。