「あたしも…瞬で良かった…。瞬が俺んち住む?って言ってくれたから…あたし…」 あの学校に通えて 瞬と出会えて 瞬を好きになれた。 そして、一緒に住むことができたんだよ。 「あたし、幸せだよ」 自然と笑みがこぼれる。 「その笑顔反則かも」 そう言って瞬は あたしの腰あたりに手を伸ばす。 「ちょっ!!やめて!くすぐったい…」 「…でも中津の匂いするから腹立つ」 「えっ!」 「そのパーカ。脱げば?」 バシッと瞬の頭を軽くたたいてやりました。