そして中津くんのそばに駆け寄り、 頬を触る。 「いって!!」 「待ってね?救急箱とかある?」 「何?手当てしてくれんの?」 「うん」 「そんなことされたら、また君の後ろにいる神谷くんに冷たい視線送られるんだけど?」 ははっと笑って言ってる中津くん。 あたしは後ろを振り返る。 「…今だけ。貸してやるよ。めいがお前に世話になったみたいだし…」 ひねくれてる性格の子供みたいに いじけて言ってる瞬。 なんだか、大人びたような瞬じゃない。 でもあたし、 この瞬好きだ。