中津くんの匂いがするこの部屋。


「シャワーだけでいいから浴びろよ?俺も入りてぇし♪」


「先入ったら?」


「ううん、好きな女が先♪レディーファーストでしょ?」


やっぱ、中津くんのペースに巻き込まれると

あたしは何もできなくなる。


「はぁ。じゃあお言葉に甘えます」


「おぅ♪」



そしてあたしはケータイを置いて、


着替えを持ってお風呂場に行った。