ゆっくりと一歩一歩、荷物のある部屋へ向かう。 ドキドキと嫌な緊張感。 そして部屋に入ろうとしたとき、 「誰?」 あたしの目の前に1人の人間が現れた。 「きゃあああああああぁぁぁ!!」 思わず大きな声で叫ぶ。 「っせぇな…」 迷惑そうな顔をして 尻もちをついたあたしを見下していたのは 「神谷 瞬……?」 ポカーンとしてるあたしと神谷 瞬。 「怪力おん…」 「その呼び方やめて!!」 言葉を遮ってやりました。