【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜




紗希は初めて知ったような顔をして驚く。



「むしろ、あたしが悪かったの。あの時、あたしはまだ先生になりたてで…瞬くんはいっぱいあたしを助けてくれたよね…?そんな大人な瞬くんに甘えてたんだ、私。瞬くんが大人びちゃったのは…私のせい」




「ねぇ…あたしに全部教えてよ…。あたし、分からない。2人のこと…」



「いい?瞬くん、紗希に話しても」

千鶴が俺に許可を求める。


「うん」

俺は頷いた。


外はいつの間にか太陽が消えて、

雨が降っていた。


「懐かしいなぁ…。ちょうどあたしが中学の先生になったとき…」


目を閉じて、


楽しそうに話す千鶴を見て、俺もあの時間を鮮明に思い出す。


俺の初恋…。