約束の朝。 空は晴れて清々しい。 隣では、めいが寝息をたてて眠っていた。 「いつでも気持ちよさそうだな…」 思わずめいの頬に触れる。 「…んっ……」 少しだけめいは顔を歪ませた。 やばい。起こしちまう。 俺はこっそりと寝室をでて、リビングへ向かった。 軽く朝食を作り、コーヒーを淹れて 俺はゆっくりと過ごした。 そして時計が9時をまわる。 支度をして、俺は家をでた。