ポツポツ…。


「ん?」


頬に冷たい何かがあたり上を見上げる。



ザァーッッ!!!!



「うわっ!雨!!」


一気に雨が降ってきて土砂降りとなった。


「やば。一瞬でめっちゃ濡れちまったな…」


「そっ、そーだね…」


こんな雨の中、ショッピングなんてできるわけもないし…。

帰ろうか。と中津くんに言おうとすると


「俺んち来る?」


「えっ?」


突然の言葉にびっくりする。


「いや、めっちゃ髪も服もびしょびしょだし…。俺んち、すぐそこだから…」


「いいよっ!悪いし!!」


ていうか、男の部屋なんてあがれない!