「いただきます」 ご飯を1人で食べてる。 寂しい。 きっと告白されて気まずいはずの瞬なのに、 それでもご飯は一緒に食べてくれた。 諦められないのは、 瞬の優しさに触れてしまうせい。 「ごちそうさま…」 あたしは食器を洗うと、 気を紛らわすために部屋の掃除をした。