【完】Sweet ラブ♥︎ハウス 〜イジワル男子と同居生活!?〜




どれくらい時間が経ったのかな?


瞬の腕の中は心地よくて、目を閉じてしまう。


「めい…」


「…っあ。何?」


ボーッとしていたせいで、

呼ばれてやっと我に返る。



「俺はやっぱ、お前の気持ちに答えられない」



…振られたってことだよね?



「そか…。ありがとう、聞いてくれて」


あっけなかったなぁ…。




「今のままじゃ、だめだ。なんも解決してないし、俺が変わらないとだめなんだ…」


「??」


あたしには訳がわからず首をかしげることしかできない。


「ううん。めいは関係ない。こっちの話」



優しい微笑みに見つめられる。


こんな顔見たら振られても、やっぱり諦められない。