「望美ちゃん!瞬は?」 あの夢が正夢になるような気がして… なんだか怖い。 「神谷くん?さぁ。めいがここにいること聞いただけだから」 「…そっか」 「紗希が荷物まとめてくれてる。もうすぐ来ると思う」 「え?もう帰る時間なの?」 「うん。バスきてるし」 そんな時間まで、 瞬はあたしのそばにいてくれたんだ…。 せっかくの自由行動だったのに。 帰ったら謝ろう。