「はぁ〜。やっかいな人を好きになっちゃったなぁー。俺」
そう言って、ふっと笑う。
あまりにも直球に想いを伝えられるとさすがに照れてしまう。
「何よー。やっかいって」
あたしもつられて笑ってしまう。
「うそだよ。さぁ!じゃあめい様!今日は俺がお部屋までご案内いたしましょう♪」
急にあたしの前に膝をついて
執事のように手をとる。
「えっ」
「俺はめい様だけの執事だから♪」
「中津くんが執事って、似合わないよ」
「執事だけじゃない。いつでもめいだけのヒーローだって、SPにだって、恋人にだってなれるよ?」
「たくさんあるんだね?」
「めい限定な?」
「ふふっ。ありがと」
そしてあたしは中津くんの手をとり
部屋まで連れて行ってもらった。


