「うふふ♪めいの好きなオムライス!お母さん頑張っちゃった!」




「やった!!早く食べよっ!」




いつもと変わらない日常。


ううん、大好きなオムライスのおかげで


あの日はすごく上機嫌だったあたし。



お父さんもちょうど仕事から帰ってきて

みんなで食卓を囲んでオムライスを食べてたときだった。



お父さんがお茶をゴクゴクと飲み干し、

空っぽのコップを置いて



ゆっくり口を開いた。